太陽の子  夏の号 bP44   2013年7月     HOMEへ戻る     バックナンバー



目 次

1,日立市心身障害者歯科診療所 / 武内倫子

2,変化 / 根本綾奈

3,新たな挑戦 / 下山田洋子

4,おいしさで笑顔を / 山本千穂

5,笑顔を忘れずに / 鈴木美保

6,一歩ずつしっかりと / 真山理華

7,太陽の家 / 西口直実

8,日立守る会だより / 佐藤芳昭・有馬こう・早川幸子

9,お知らせ/ご寄付ありがとうございました

10,編集後記



日立市心身障害者歯科診療所      TOPへ

武内倫子

日立市心身障害者歯科診療所ができて、今年で20年を迎えます。太陽の家≠フ中にあるこちらの診療所で、私が働き始めたのが 平成18年4月なので、早くも7年以上経っていることに驚いてしまう今日この頃です。太陽の家を利用している皆さん、保護者の 方々、職員の方々にはいつも大変お世話になっております。患者さんとして、診療所を利用していただいている方も多く、大変あり がたく思っています。日々太陽さん≠ゥら聞こえる楽しい音、声にいつも耳を傾けています。
私は、北海道の大学を卒業後、小児歯科および障害者歯科をメインにずっと仕事をしてきました。歯学部を卒業後の進路に小児歯科 (現在は私が在籍した講座は小児・障害者歯科≠ニいう名称になっています。)を選んだのは、まず第一に予防!≠ニいうこと に興味があったからです。子供≠ェ好きだったというのもありますが、歯並び、虫歯、歯周病などなど、一回だめになってしまっ たものを治すということよりも、治さなくてもいい状態をつくり、それを維持できるようにすることのほうに興味がありました。 それは、障害を持っている人でももちろん同じ。
こちらの診療所で、縁があって仕事をすることができるようになって、ますますやりがい、楽しさを感じています。時として (予想に反して……)力仕事になってしまうこともありますが、できるだけ患者さんが楽しい雰囲気で治療を受けられるようにして いきたいと思っています。今後とも皆様のご指導をいただきながら、一緒に仕事をしている先生達、スタッフの石井さん、松浦さん、 早見さんと楽しく診療をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



変 化      TOPへ

介護福祉士 根本 綾奈

   ケアホームが始まり一年が過ぎました。皆さん、ケアホームでの生活はどうでしょうか?私も太陽の家に来て一年が経ち、共にスタ ートラインに立ったケアホームでの一年を振り返ってみると、たくさんの変化を皆さんの近くで感じられることができた一年でした。 初めてのことだらけで始まったケアホームでの仕事。「こんな新人が……」と緊張と不安だらけでした。しかし、そんな私の思いを 吹き飛ばしてくれたのは、利用者の皆さんの日々の成長の変化やお母さん達から「泊まりが楽しいみたい」という嬉しいお言葉をい ただけたこと、周りの先輩方、皆さんの大きな存在でした。
ケアホームが始まったばかりは「わーい!泊まりだ!!」と元気よく帰ってきてくださる方もあれば、「あれー?今日泊まり?」とい うような不思議そうな顔で帰ってきてくださる方もいました。初めは不安そうな表情で帰ってきていた利用者さんも、今では素敵な 笑顔で帰ってきてくださる方が増えたように思えます。他にも、初めは一睡も出来なかったのに、この一年で徐々に睡眠時間が増え た方もいます。自分の好きなおもちゃを持参し、「いつもこうやって遊んでいるんだよ」と教えてくださる方もいます。利用者さん と一緒にお泊まりをし、少しずつケアホームでの生活スタイルが変わっていく皆さんの姿を身近で感じられることが、私にとってと ても嬉しいことです。また、日々の変化を見つけることが私の楽しみの一つでもあります。そんなことを感じられることに、皆さん への感謝の気持ちと幸せだなと思える毎日です。これからもたくさんのいろいろな表情や姿を見ることができる、温かく笑顔溢れる ケアホームになれたらと思っています。
まだまだわからないことだらけでご迷惑をおかけしてしまうこともあるかもしれませんが、これからも利用者さん一人ひとりにとっ て、ケアホームでの生活がより良く送れるように日々成長していきたいと思っています。最後に私事でありますが5月5日に入籍し、 長谷川から根本へと名前が変わりました。これからも精一杯頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。


新たな挑戦      TOPへ

准看護師  下山田洋子

2月より日立太陽の家にパート職員として採用されました。前職は看護師として勤務していましたが、居宅介護の仕事は利用者さん達 の自立へのサポートを第一に考え、行動をしていく上で自分がどう利用者さん達と向き合っていけばいいのか日々奮闘中です。
まだまだ不安も沢山ありますが、職員の皆様に支えられ、利用者さん達の笑顔を見られるよう頑張っていこうと思っています。居宅介 護の仕事は私にとって感動と出会いの新たな一歩です。


おいしさで笑顔を……      TOPへ

栄養士  山本 千穂

私の作った料理で喜んでくれる、そんな利用者さんの顔を見ながら働くことができ、とてもやりがいを感じます。 まだまだ分からない事ばかりですが、皆さんの笑顔が増えるよう、おいしい食事を作りたいと思います。


笑顔を忘れずに      TOPへ

鈴木 美保

太陽の家に初めて見学に来た時、もっと知りたい、また来たいと思い、4月から勤める事になりました。介護の仕事は 初めてで不安だらけですが、優しい利用者の方々と明るく元気な職員の方々に支えられ二ヶ月が過ぎようとしています。
まだまだ分からない事や覚えることが多い私ですが、皆さんから元気をもらい、毎日頑張っています。失敗もありますが、 笑顔を忘れず、利用者の方々と楽しい時間が過ごせるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。


一歩ずつしっかりと      TOPへ

介護福祉士  真山 理華

4月からNPO法人日立太陽の家の相談支援の仕事をさせて頂く事となりました。今までは、近隣施設のひまわり学園で 支援員として4年間お世話になっていました。太陽の家のみなさんのことは運動会や助川学区の夏祭りで見かけていまし たが、相変わらずの元気パワーで圧倒されるばかりです。(笑)
あっという間に、一ヶ月、二ヶ月と過ぎ……毎日周りの方々に助けて頂きながら励んでいます(利用者さんの笑顔に癒さ れながら)。時には送迎、入浴、ケアホームと盛り沢山のメニューに歳と共に覚えの悪い頭を全開にしていますが、まだ まだ未熟で力不足です。これからも一歩ずつしっかり歩みながらみなさんのお役に立てるよう頑張っていきたいと思って います。どうぞよろしくお願い致します。


太陽の家      TOPへ

西口 直実

初めて太陽の家を見学した時、利用者さんと職員さんのふれ合いが明るくて楽しく、そしてとても温かい……まさに名前通り の場所だと思いました。お世話になって二ヶ月、バタバタする私は、その明るさと温かさに助けられ、いつも感謝してします。 これから少しでもお返しできる様に精一杯がんばりたいと思います。よろしくお願い致します。


日立守る会だより 日立重症心身障害児(者)を守る会      TOPへ

力を結集℃幕ニの展開を!! 会長 佐藤 芳昭


平成25年度も4月14日守る会総会を太陽の家で開催して早や二ヶ月が過ぎました。今年度は新会員を3名迎え会員数が33名 となり、一年間の活動を進めていくことになりました。今年度の事業計画として14項目を掲げておりますが、新たな事業として 「日立太陽まつり(仮称)」と「成年後見制度の勉強会」があります。「日立太陽まつり(仮称)」は4、5年前に実施したもの ですが、その後色々な関係で実施がかなり困難となりました。しかし、今年度は親達を含めた利用者の熱意と、それを真正面から 受け止めてくれた太陽の家の職員の姿勢とが一つになり、事業計画に載せることが出来ました。守る会と太陽の家が協力し合って 進めることとなります。皆様方の知恵も借りながら素晴らしいおまつりにしたいものと思っております。二つ目は「成年後見制度 の勉強会」です。施設入所者の場合は施設側との関係で殆どの方が成年後見制度を採用しております。しかし、在宅者の場合、 障害者を介護しているのは親達であり、わざわざ後見制度を使う必要に迫られないため、どうしても先送りの状態となっています。 しかし、保護者(特に両親)の現状を考えると、そろそろ成年後見制について考える時が来ているのではないかと思い、今年度の 主要事業として推進することとしました。太陽の家をはじめ、関係機関の協力を得ながら進めたいと考えております。三つ目は新 たな事業ではありませんが「生活介護・居宅介護・ケアホーム利用等の話し合い」についてです。この項目は利用内容の質を充実 させるための話し合いを行う観点からの事業の一つで、利用者側、事業主側それぞれの立場で話し合い、よりよい施設運営を考え ようというのが狙いであります。
25年度事業は前述以外にも色々あり、その内容については後尾に掲げてあります。これらの事業計画を進めるためには、偏えに 会員皆様方の力強い協力が絶対必要であり、一緒に計画達成に邁進しましょう。

娘のいない夜は…… 有馬 こう

私は十年前の三団体の大会に「障害者をもつ親にも定年を下さい。」と訴えたことがありました。10年で状況が変わった、と今は 思っています。支援費制度に変わり、自立支援法になり、太陽の家にケアホームが開所しました。太陽の家にお泊まりするという娘 はイソイソと出かけて行きます。夜に娘のいない時が月に4日くらいあります。私は何の心配もなくゆっくり夕食を用意したり、 花に水やりをしたり、暗くなるまで草むしりをします。正に定年を迎えたような気分になる夜です。2泊目がある時はもっと贅沢です。 ちょっと遠出をして街歩きをします。古都鎌倉に行くのが好きです。とても有り難いことです。自分の夢が広がっていきます。 当時こんな形になるなんて考えてもみませんでした。地域で共に暮らすという基本的な考え方に変わっていったからなのでしょう。 願わくばこんな生活をずっと続けられたらなんて想ってしまうこの頃です。欲を言ったらケアホームからの一方的な利用計画だけで なくショートステイのように利用者や家族の意思もとり入れて頂けるようになったら安心がもっと大きくなると思っています。

今後の医療に期待して 早川 幸子

今の医療はもちろん他の分野でも、昔では考えられない様な進歩により、SFの世界が現実的になってきました。そしてふと私の 子供の頃に見た、あるテレビ番組を思い出しました。それは、人がミクロの小さな体になり、血管、臓器の中に入り治療するとい う話です。「まさかこんなバカな事は絶対あり得ない」と思いつつ見ていました。
しかしそれがどうでしょう。今では人間が小さくなるのではありませんが、内視鏡のようなさまざまな医療機器の発達により、 体の細部にまで入り治療が出来るまでになってきたではありませんか。
それにも増して、IPS細胞を使い、病気や怪我で体の臓器が傷んでしまった時に、正常な細胞に取り換えて、臓器、細胞を取り 戻すという医療が出来つつあるという事です。
でも我が子の治療に関して言えば、この四十年近く同じ薬で、量が少なくなったものの全然変わっていません。
脳神経細胞に関しては、複雑でデリケートな場所なので難しい分野かもしれませんが、十年、二十年後、いや私が生きている間に 考えられないような治療ができ、まさに医療革命の時が来ているのではないでしょうか。他人には笑われるかもしれませんが、我 が子の歩いて起きてきた姿を夢に見た事が、ここ数年で二度ほどあります。この先、この夢のような事が起こるのを期待して、子 供と歩んでいきたいと思います。


お知らせ

○平成24年度日立太陽の家利用者数
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総数44名
男性24名
女性20名
 

○ご寄付ありがとうございました

○次の方から寄付を頂きました。(敬称略)3月〜5月
善和会 鈴木寛一 赤津浩 日立市更生保護女性会 前田あけみ
○次の方から物品の寄贈がありました。(敬称略)3月〜5月
椎名将光 永井美江子 大森健二 有馬こう 鈴木一江

編集後記

水分補給を忘れずに、外出時だけではなく、室内にいても喉が渇くその前に、こまめに水分を取りましょう。 (K記)      TOPへ